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皆さんこんにちは!
株式会社和電気、更新担当の富山です。
さて、本日お届けするのは「第2回 電気工事雑学講座」!
今回は、電気工事のなかでも特に知っておきたい代表的な工事の種類と特徴についてご紹介します。
ひとことで「電気工事」と言っても、実はその中身は非常に幅広いんです。
私たちの暮らしのあらゆるシーンで、実にさまざまな電気工事が行われており、用途や目的によって求められる技術も異なります。
この回では、皆さんが生活の中で目にしたり、将来必要になるかもしれない工事について、できるだけ具体的に、わかりやすくご紹介していきます!
配線工事は、電気工事の中でも最も基本かつ重要な工程のひとつです。
建物全体に電力を供給するための「電線」を、壁の中や天井、床下などに張り巡らせていく工事です。
この作業があるからこそ、家のどこでもスイッチを入れれば電気が使えるようになるのです。
新築時の電気設備の設置
キッチンリフォームでIHヒーターを導入するとき
エアコンや電子レンジなど、電力を多く使う家電を新設するとき
コンセントの位置が使いにくく、場所を増やしたい・移したいとき
配線工事は、壁や床の内側での作業が多いため、建物が仕上がる前のタイミングで行うことが理想です。
リフォーム時には天井を開口したり、床を一時的に取り外す必要が出ることもあります。
また、配線のルートや分岐の仕方によって、後の利便性が大きく変わるため、施工時には設計段階での打ち合わせも非常に重要です。
照明工事は、その名のとおり照明器具の取り付けや交換を行う工事です。
「部屋を明るく照らす」だけでなく、「空間の印象を決定づける」「省エネ性能を向上させる」といった役割も担います。
LED照明への交換(電気代の節約+長寿命)
ダウンライトや間接照明の設置(空間演出)
スマート照明の導入(スマホ連動・音声操作など)
オフィスの照明を“昼白色”から“温白色”へ変更し集中力を高める演出
最近では、「照明=ただの電気」ではなく、インテリアの一部として考える方が増えています。
特にLED化は家庭でも企業でも大きなトレンドとなっており、導入することで省エネ・エコ・コスト削減といったさまざまなメリットが得られます。
分電盤とは、電力会社から供給される電気を建物内に安全に分配するための装置です。
一般家庭でよく見るのが、ブレーカーがズラリと並んだ“あの箱”です。
この分電盤には、
漏電遮断器(漏電時に電気を遮断)
安全ブレーカー(過電流を防ぐ)
などの安全装置が組み込まれており、家全体の電気を守る「司令塔」のような存在なんです。
築20年以上で一度も交換していない
よくブレーカーが落ちる
電力使用量が増えた(エアコン・IH導入など)
漏電ブレーカーが古く、現在の基準に合っていない
古い分電盤のまま使い続けていると、安全性が確保できないだけでなく、機器の故障や火災リスクも高くなります。
最新の分電盤には、AI監視機能や遠隔遮断システムがついているものもあり、安全性・利便性ともに向上しています。
現代の暮らしに欠かせないインターネットやテレビ。
その裏側にも、実は電気工事の一種である通信・アンテナ工事が必要です。
地デジ・BS/CSアンテナの設置・調整
LAN配線・有線ネットワークの構築
Wi-Fiルーター設置と電源供給
セキュリティカメラの設置・配線
インターホン・スマート家電との連携
とくにLANの有線配線は、Wi-Fiだけでは安定しないPCやオンライン会議環境などで重宝されています。
また、防犯カメラやスマートロックなどのセキュリティ機器との連携も、現代の住宅における重要な要素となってきました。
ここまでご紹介してきたように、電気工事とひとくくりに言っても、
配線・照明・分電盤・通信など、じつに多様な分野にわたっています。
そのどれもが「暮らしの快適さ・安全性・利便性」に直結しており、
正しく・確実に工事を行うことが、安心して電気を使うために欠かせないのです。
特に新築・リフォーム・引越しのタイミングでは、これらの工事を見直す絶好の機会でもあります。
「ちょっと不便だな」と思っていた箇所も、実は電気工事で快適に変えられるかもしれません。
以上、第2回 電気工事雑学講座でした!
次回もお楽しみに!
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